変化が起こるか否かの境

知源育という「夢実現の仕組み」を長い間試していると、プロジェクトを始めても、あるいは特定の目標を定めても、一向に変化が起こらないことも沢山経験してきました。違いは何でしょうか?

1。目標がしっかり煮詰まっていない

2。生活のパターンにしっかりはまっていない

以上の2つがあると、まず変化が起こっても極めて不安定です。まぐれのように好都合な状況が重なって変化を起こさせてくれることも稀にありますが、空念仏を唱えているような感じで、期待した変化は全然起こりません。では、この2つを克服する方法について振り返ってみましょう。

まず、目標を設定する段階で、第1原則に照らし、そのプロジェクトを達成する努力が自分の人生にとって本当に価値のあるものかどうかを確認する必要があります。いろいろな角度から検討し、身近な人たちからのアドバイスや支持を受けて決めることが好ましいでしょう。漠然としたものでは実行へのとっかかりもなく、やる気も起こりません。言葉にして、書き留めることが必須です。次に、生活のパターンにしっかりフィットさせる必要があります。たとえ、考え自体は良く、他の人を成功させることでも、自分の状況にとってふさわしくなければ、期待される変化は起きません。第4原則のサイクルを使って、ぎこちのないトライアルな時期を越えて、次第にスムーズに自分の生活にとけ込むように調整します。その際には、第3原則の5つのPを絶えず思い出しながら、自分の態度をふさわしいものに変える努力が求められます。改善へのアイデアは実践のさなかに生まれます。メンタルマークしておいて、できるだけ早いうちに記録します。そのアイデアは、第5原則の3つのRのモードで振り返ることを通して、どんどん深められ、発展させられ、みるみる変化が始まっていることに気づくはずです。

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