サービス・ラーニング

Service Learningとは奉仕活動と学習活動を統合した学習です。わたしは自分が教えている大学であるBYUで、このような学びのモードを高めるにはどうすればよいのか、具体的な方法を求めて研究開発をしています。自分でも、その経験がどんなものであるのか、実験的な試みをしています。

授業や教科書で学ぶことを頭に詰め込んで、テストにそれを吐き出すというのと、学んだことを応用して、あるいは自分にある知識や経験を総動員して、現実的な問題に取り組んで、何らかの実用的な解決方法を見いだすというのとでは、頭の働きに大きな違いがあります。もちろん、奉仕活動の中では、後者のような働きが起こるわけで、それこそ、学生たちが社会に出てから一番必要としている力です。

先日、ビジネスでかなり成功して、大きな富を築いている友人と話していました。大学では、ビジネスを専攻していたのです。それで、大学での勉強がどれほど彼の成功に役立ったのかと尋ねると、ほとんど役に立たなかったと断言しました。

今、模索しているのは、大学のキャンパスで、自然な方法で、学んでいることを活用できる奉仕の機会をどのように創り出せるかという点です。

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