知源育の原則に生きていると、幸せが増していると感ずるはずです。一番自分にとって本質的なことに的を絞って努力するからです。しかも、それに向けてより効果的な活動ができるようになるからです。
幸せであると感ずるためのポイントが2つ、バランスとプロセスです。バランスをとることで余裕を作ります。知的なあるいは精神的な活動が多くなるとストレスも増します。体を動かす活動が十分な頻度で起こるようにバランスをとると余裕が生まれます。余裕の中で充電し、人生を楽しみます。
目標にとらわれず、そこに至るプロセスにも十分な目を向けます。マラソンの目的地だけなく、走りながら、道端の風景や、可憐な草花にも意識を向けるのです。すると、たくさんの豊かな発想や喜びが得られます。人生の幸福はそのようなささやかな喜びの集積です。第1原則がしっかり生活の基板になっていれば、そのようなゆとりとバランスが出てくるはずです。