何十もの知源育プロジェクトを行い、自分でも驚くような成果を見た経験を振りかえってみると、日々の活動で行う1つ1つのステップは地味なもので、変化の実感さえ感じることが無いことが多いことを思い出します。何か目を見張るような変化がまほうのように起こることを期待していると、小さな変化が確実に起こっているのを見過ごしてしまうかもしれません。平凡なくらいに目立たない変化を起こしているからこそ無理が無く、長続きします。小さなステップが積み重なると大きな飛躍が起こります。
大事なことは持続力と絶えざる工夫です。第2原則を思い起こして、更なる工夫にチャレンジするのです。記録をつけそれを定期的に復習することでともすると見過ごしてしまう小さな変化に気づき、元気や励ましをもらえます。中断やスランプは日常のことです。当然あるものと勘定に入れておくのです。古い記録を読み返してみると初心を思い出します。始めた時の熱意が戻ってきます。そして、自分がどれほど先に進んでこれたかを実感し、勇気をもらえます。