知源育の第1原則が生活の中に深く根付くには、継続的など努力が求められますが、義務感で仕方なくする必要はありません。それは楽しい遊び心を使っての活動にすることができるのです。私は日曜日に、やってることの棚卸しをすることにしています。自分のやっていることが自分の本質的なことにつながっているかをチェックし、それぞれの活動がバランスのとれたものになっているかを確認します。一週間の日誌を復習することと重ねてできます。体を動かし、奉仕の活動が入り、自分の学習と、趣味の時間と、本業と、それらよりはるかに優先順位が高いですが長期的な課題である家族のことが入ります。さらに、自分の霊性を高めることも欠かせません。以上のことがバランスよくとれていると生活が活気にあふれ、安定感があって毎日が過ごせます。
様々なプロジェクトを作って、自分の様々な能力を高めることは、そのバランスのとれた生活を土台に進めていくのです。達成するスピードや、どれほど集中するかは、生活のバランスのうえに考慮することですから、無理に速くやって、間もなく行き止まりになってしまうことを避けることができます。コツコツと着実に進めることが鍵になります。