わたしのがんを執刀してくださった高本先生は、とても感じの言い方で、明るく笑顔で接してくださったので、難しい手術を不安なく乗り越えることができました。いわば恩人です。因に、彼は東京大学の医学部を出ているので、超エリートです。わたしなどは、同じ東大を出ているとは言え、知的な適正としてはそのエリート集団の一番ビリのグループに属して、みんなについて行くのであっぷあっぷするようなレベルです。
それでも、知源育のお陰で、さまざまな奇遇に恵まれて、この偉大な医療グループの助けをさせてもらっているのです。ポイントは、なんと言っても記録がすべての出来事のスタートラインでした。