著しい変化

いくつもプロジェクトをやってみて気づくのは変化が連続的に徐々に起こるのではなく、何かのきっかけで一挙に大きく飛躍するという現象です。コツコツ努力していることがその下地になっていることは確かです。潜伏期があって忍耐しなければならないということも事実です。しかし、目に見える変化は連続的というよりは断続的です。何かのきっかけでワーッと変わります。

最近翻訳のプロジェクトを始めました。その翻訳自体は1年も前からスタートしていました。ですから、ある程度なれて熟練したと思うのですが、スピードの方は一時間で350語ぐらいしかならず、始めたときとなんら変わってないと感じ、これを知源育のプロジェクトとして取り組んでみようということになりました。プロジェクトにするというのはそれほど簡単なことではありません。決意と準備と注意深い計画が求められます。1-2時間の集中した時を設け、正式にプロジェクト名を決め、コードを作り、日誌に書き始めました。目標は翻訳の質とスピードを高めることです。とりわけスピードに注目しています。面白いことに一週間も経たないうちに450から650語くらいのペースで訳していることに気づき、頭をひねってしまいました。以前にもそれなりにできるだけ速く訳そうとしていたのは事実です。それなのになんら目立ったスピードアップもなく9-10ヶ月がたっていました。それが何かのきっかけでこのように著しく変化するのです。

コメントは停止中です。