理解のレベル

日常「分かる」ことにかかわる確認がよく行われます。会話の中に「分かりますか?」「ああ、分かった、分かった。」というような表現が繰り返し現れます。しかし、いつも正しく意図が理解されているとは限りません。実は、自分が分かったつもりでも、本当は深いところをちゃんと理解していないこともしばしばあります。ただし、それに気づくのはずっと後になってかもしれません。

知源育のプロジェクトを進めていますと、壁にぶつかることもあります。そんなとき、問題をじっくり考えていますと、その事柄についての理解が実は限られていたことが分かってきます。そして理解が深まるとともに、それに対する対策や解決方法がだんだん見えてきます。ソロ・ブレーンストーミングを試みるチャンスです。打開策は組織的に振り返る時に見つかる可能性が高まるからです。

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