奉仕という美しい営み

人間の世界には不思議な仕組みがあります。世の中は、自分中心の娯楽を促進して、商業主義はその方向に戦略を向けています。しかし、知源育の前提は、それとは逆の方向に進むように奨励します。自分の様々な能力を伸ばす目的は、天の秩序によりよく調和し、同胞によりよく仕えるようになることです。それができれば、成功はひとりでに付いてきます。

知源育を教えるとはまさにそういう営みです。自分のことではなく、その人の望みに従って何かをすることを支援することです。自分の関心ややりたいことを脇において相手のことに意識を向け、相手の視点から物事を見ようとし、相手の抱えている問題を解決しようと一緒にそれと格闘します。面白いことに、そのような活動に従事すればするほど自分の力量がどんどん増していき、自分のやろうとしていた活動までがそれまで以上の速さで実現してしまうのです。

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