新たな歩み

去年はつらい夏を過ごしました。何十年も経験しなかったような健康状態に数ヶ月も陥ってしまったのです。6月には38°C近くの気温が何度もあり夏に弱いわたしは苦戦していました。しかし,NSF(全米科学財団)に申請する書類作成の担当を任され,机に向かって神経をすり減らしながら準備することを強いられていたのです。さすがに体はそのペースについて行けず,胃の働きが停止してしまい,食べても吐き始めました。わたしにとってはそれは極めて異常な状況で,それまでは3年以上も風邪で1日も仕事を休むことがなかったのです。その状況は小康状態に何度もなりながらも夏中続き,やっと胃の状況が完治した時には,今度は持病である痔が始まり,1ヶ月も出血が止まらなくなってしまいました。

その数ヶ月はまさに予期せぬ混沌の1部でした。日頃から知源育の5つの原則を生きているわたしは,その混沌を心を開いて受けとめて,それに対処する健康についてのプロジェクトを行なっていました。結果は自分の健康についての深い理解が起こり,生活スタイルが根本のところで変わったのです。身の回りが組織されるという副産物は予想できないほどの祝福になりました。

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