5つの原則

最新の表現で5原則をまとめてみます。英語でです。

  1. Establish Ownership
  2. Enrich Locality
  3. Embrace Chaos
  4. Evolve Cycles
  5. Elevate Reflection

全部Eの文字で始まるように統一してあります。第1原則はやはり不動の位置を占めています。人の存在の核になるところにプロジェクトは基づいていなければなりません。生活をシンプルにして,オーナーシップを確立します。それは絶えざる努力によって起こることです。何が本質なのかを見極め,それを発展させるという姿勢です。第2原則はその核の周りの部分です。それを豊かにすることです。意識とスキルです。自分を取り囲んでいる事柄に無限の可能性を認識する力と,それと上手に対処するスキルを磨くことです。その2つが豊かになる時にまわりにある状況を活用して夢実現が確実に起こっていきます。第3原則は,複雑な人間社会に存在する混沌への対処の仕方です。それは単に複雑であるだけでなく,豊かな混沌であり,果てしない成長の機会が伴っています。それを何の躊躇もなくしっかり抱きしめるのです。第4原則はその中で具体的に歩みを進める方法です。絶え間ない進化。「無理」「無駄」なくとりあえずサイクルを回していく。振り返りの要素を含めると,サイクルはラセン階段を登る動きに変化します。第5原則はそれを「改善の科学」に高める働きです。「記録」「復習」「報告」の3つのモードで振りかえる時に研究者のレンズを通して実践を眺めることになります。

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