左手で書くというチャレンジ

何か新しいスキルを伸ばしてみませんか?「芸は身を助く」と言われますが,日頃色々なスキルを伸ばせておけば,思わぬ時に役立ってくれます。どんなことでもいいのですが,一定の期間試してみると特定な成果が見えて面白いです。

私は,友人から誘われてテニスのスキルを伸ばすことになってから色々なことが起こりました。健康が改善し,気分の切り替えがよくなり,友だちがたくさんでき,やがてプロのコーチにもなってしまいました。家族とも一緒に楽しむことができ,とりわけ孫と遊ぶのは最高です。自分には全くないと思っていた才能を引き出した経験です。

今密かに続けているチェレンジがあります。左手で書く練習です。始めたり止めたりで,それほど熱心にやっているわけではありません。ぼんやりと「これやったらどうなるかな?」という遊び心でやっていたのですが,ある時もっと定期的にする転機がありました。日曜日の集会に出る時,お話をメモするのを一切左手で書くことにしたのです。当然カタツムリのようにゆっくりとです。しかし,右手でとるメモよりも簡潔で見やすいことが分かってきました。というか,右手ではわざわざメモをとらないのが普通でしたから,記録があるだけでも助かります。もう2年目ですから,少しはスピードも出てきたことと,字の形や大きさにも改善が見えています。私のようにたくさんの記録を書く人間にとっては,時には右手が疲れてしまうこともありますから,ペンをそっと左手に持ち替えて書き続けることができます。左手で書いている時,脳の別のところが刺激されているように感じますよ。もっと発想が豊かになるかな?

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