マルチタスクのスキル

1定の時間にたくさんの仕事をやり遂げたいと思いませんか?そのスキルを高めることはできますよ。先ずはそれが何であるかを追究することから始めましょう。周りをみて下さい。すごくテキパキと事務を進めている人がいませんか?そういう人たちのことを観察したり,その人たちからヒントをもらったり,自分でもあれやこれやちょっとしたコツを見つける努力をしてみましょう。第2原則を生かして,限りない身近な資源を掘り起こして下さい。

前にも繰り返していますが,私たちの生産性は一定ではなく,著しく変化します。時間を設定して,あるいはある時刻に間に合わせようとして夢中にあれもこれもする時に通常の何倍ものことを処理していませんか?集中力1つでどれほど人間は物事をやり遂げるものでしょうか。時には,疲れや眠さからか,あるいは気になることが心にかかっていて集中力がなくだらだらと時が流れることもありますね。仕事や大切な人々との活動などにおいては,質の高い時間をそれに向けたいですね。毎日をよく組織することによってそれが可能になります。配分とバランスが大切です。

私はどちらかというと朝型ですから,よく休んだ朝は精神がとりわけ活発に働きます。そんな時にはよくマルチタスクが起こっています。マルチとは複数のことを指し,タスクというのはやるべき事柄ですね。つまり,同時に色々なタスクを処理してしまうことです。それもものすごく神経を張りつめて,ストレスの溜まるような作業でではないのです。余裕があって,けっこうスムーズで流れるように自然に進んで行きます。例えば,洗面や朝食の準備といっしょに,トイレやキッチンの汚れたところを掃除したり,壊れたものを修理したり、1日のスケジュールを確認したり,色々な発想が出てきてそれを書き留めたりということが同時に起こってしまいます。体がどんどん動いてくれて,気がどんどん回っているという状態です。主婦の方達が家族の出がけを手伝う時には同じようなことがもっとすごいレベルで起こっているかもしれませんね。周りのプレッシャーなしに,自発的に休息やゆったりする時間もバランスよくとりながらマルチタスクができるように鍛えてみませんか。

 

 

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