体と精神のバランス

若い頃はけっこう無頓着にやっていてもなんとか身体が動いていくれていたと思いますが、60過ぎるとさすがに体を意識的にいたわり活気づける必要があると感じます。実は若い頃でももっと大切に体を扱っていたら生産性は何倍にもなっていたのかもしれません。

しかし、残念なことに物事が順調に行っているとき、そのことについての意識は低く、そこにある仕組みに対する理解が育ちません。うまくいかない側面があると、わたしたちの意識はそこに集中して考えます。そうすると様々な気づきが起こります。

体調が気分、態度、やる気、集中力、ひいては知的生産性や人間関係に大きく影響を及ぼします。それをつかさどっているのは食物、休息、運動などたくさんの要素を含んだ総合芸術です。身の回りを整理するのが苦手だったわたしは、この半年から1年の間でかなり改善ができました。ポイントは、体の動きです。物事の整理は1つのものを今の偶然におかれている場所から、もっと適切な場所へ移す作業の蓄積です。体調が良く、気分がフレッシュなときには体が自然と動いてくれて片付いてしまいます。逆に疲れたり、体調が悪いと縦のものを横にすることさえ億劫になっています。

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